リアルガチ!リアル価値!リアル勝ち!
こんにちは,教育振興会の山之内です。
前回のブログでサッカー観戦を再開した事をお伝えしてもう半年。リーグ戦も終盤。
途中いろいろありましたが(笑)、わが鹿児島ユナイテッドFCはJ2昇格を狙える位置で奮闘しています。
都合のつく限りホーム戦は観戦していますが、常に約6000名の観客が訪れ、選手の一つ一つのプレイに対して大きな歓声があがり、歓喜の瞬間には面識のない周囲の方とハイタッチなどでともに喜びを分かち合える、そんな一体感に酔いしれる日常が戻って来たことを実感します。
また、前回のブログ後、大好きなアーティストのライブにも数回行ってきました。
昨年までは座席数を減らし、マスクをして、声の代わりに拍手でレスポンスし、アーティスト側も出来るだけ演出を控え、最大限の感染防止対策をとりながらライブを行っていました。
それはそれでこれまで経験したことのない素晴らしい体験でしたが、やはり声が出せる、一緒にとびはねることができるのは最高で、それまでの当たり前がいかに尊いことだったのか、今当たり前と思っていることをしっかり守っていくことの大切さを感じさせられます。
もう50近いおっさんですが(笑)、実際にスタジアムやライブ会場に直接足を運び、自分の五感で感じるリアルな体験は毎回自分を揺さぶり、いつにも増して新しい視点や感情を得られます。
「リアルな体験」…これは子供たちの学力向上にも大きく影響することだと思います。
先日、ある動画配信サイトで「子どもたちの学力差がつく要因」に関する動画を見ました。
子供たちの学力差がつく要因をいくつか取り上げる内容でしたが、その中で特に共感したのが、「実体験の差」です。要約すると、「学校外での学習活動を積んだ子の方が学力は高い傾向にある」という、そんなの当たり前だろう!と言われそうな結論になりますが、では、「親」がそれを意識して子供たちをそういう活動に参加させているかどうかは全く別の話だと思います。都会ほどそういうイベントは多いと思いますが、都会でなくても、その地域の教育機関(官民問わず)は子供たちの学力向上のために様々な取り組みを行っています。(理科の科学実験教室や本の読み聞かせ教室、自分の町をめぐるツアーなどなど。いかにも勉強という内容ではなく、子供に体験させる、という視点で考えるといろいろ見つけられるのではないでしょうか。)
「親」がしっかりとアンテナをはり、子供の教育に関連する情報を収集しているかどうかがすごく大事だな、というのを感じる内容でした。
さて、先週末は鹿児島の中学3年生第4回の統一模試実施日でした。
今回も県下の約6000名の中学3年生が受験してくれています。弊社の特設会場には合計約1000名の受験生が集まり、「いつもと違う環境」「限られた時間の中で問題に取り組む緊張感」「同じように受験に向けて頑張る他の受験生の熱」などなど、その場でしか得られない「リアルな体験」をしてくれたのではないでしょうか?
「テストを受けるのも、家で学習するのも勉強に変わりはない。(それどころか、テスト代払ってわざわざ会場まで行くのはお金や時間の無駄)」と思っている受験生や保護者の方もいるかもしれません。でも、テストを受験することで得られる「リアルな体験」の価値は、受験に役立つだけでなく、社会に出てからも役立つものだと思っています。
さあ、騙されたと思って受験して(させて)みませんか?