春眠
こんにちは。
令和6年度最初の1か月が過ぎようとしています。
環境が変わった方もそうでない方も,皆さま1か月お疲れ様でした。
ここ最近のようなあたたかい春を過ごしていると,古典の授業でよく見る「春眠暁を覚えず」を思い出しますね。
私は小さい頃から寝ることが大好きだったので,国語の教科書やテレビで見たこの言葉をよく覚えています。
この言葉が登場した詩は春の気候の心地よさを表現していると授業で習いましたが,
現代の春眠はまた別の理由で暁を覚えないことが多い気がします。
いわゆる五月病の予備軍,脳の処理疲れです。
年度の節目は,場所の変化,人間関係の変化,勉強や仕事の内容の変化などなど…新しい情報を大量に浴びる生活が続きがちです。
未知の情報は脳のエネルギーをたくさん使いますので,普段より眠気が覚めない方も多いのではないでしょうか。
眠気の一番の解決策は,やはり十分な睡眠です。
春は「暁を覚えず」が「暁をギリギリ覚ゆ」くらいになることを目指して,睡眠でしっかり脳を休ませるのが特に重要な季節かもしれません。