未知との遭遇
まだまだ寒い日が続きますが,弊社では,新年度に発刊する商品の作成を行っております。
私も,先日実施された私立高校の入試問題を解きながら,解説を作成している最中です。
普段は,自分たちが問題を作っているので,誰かが作った問題を解いたり,解説を書くといろいろな発見があったりします。
ある学校の問題を解いていると,
「地球から月を見ると,常に同じ面が見える理由」
を問う問題がありました。
答は「月の公転周期と自転周期が同じだから」なんですが…
そもそも,どうして同じなんだろう?
自然に同じになるなんてことがあるんだろうか?
月の裏側の秘密の基地を見られたくない宇宙人が意図的に操作してるんじゃないの?
という疑問がわいてきました。
自分たちの試験であまり出題することがない題材だったので,深く考えたことがなかったんですが気になったので調べてみました。
結論から言うと,
「もともとは違っていたけど,地球の引力によって同じ周期に変えられていった」
そうです。
細かい説明をすると長くなりそうなので今回は割愛します。
(気になる方は「月 自転周期 公転周期 同じ 理由」で検索してみてください。)
小学校や中学校の理科で学習する内容は,省略されている部分も多いので,考えてみるとまだまだ知らないことが多いことに気づかされます。
公立入試に向けてラストスパートをかけている受験生の皆さんも,
私立入試や推薦入試を終えて,受験勉強はひと段落した皆さんも,
これから受験生になる皆さんも,
疑問に思ったことはすぐに調べて,未知との遭遇を楽しんでみてくださいね。