鹿児島県統一模試・宮崎県統一模試・小学生学力コンクール【鹿児島県教育振興会】

結局のところ、受験って何なの?

こんにちは、教育振興会の山之内です。

今週、鹿児島県の公立高校一般入試の出願状況が発表されました。
※画像は鹿児島県教育委員会から発表された資料です。

甲南高校の1.66倍や玉龍高校の1.35倍など、例年に比べてかなり高い倍率になった高校・学科がある一方、全体では0.81倍と、過去最低の倍率となりました。

少子化による自然な流れやそれに伴う学校の再編がなかなか進まないことなども原因だと思いますが、一番の原因は、最近、私立高校を第一志望にする受験生が非常に増えてきているからだと思います。

鹿児島県の中学校で7月に実施されている志望校調査では、実に約25%の中学3年生が、私立高校を志望しており、この割合は年々高まっています。

もう20年以上高校受験に携わっていますが、高校受験を取り巻く環境は本当に変わったなあ、と感じるところです。

さて、もう20年以上も受験に携わっていると、そもそも受験って何なのよ?と思うことがあります。正直、受験生の中にもそんな疑問を持ち続けながら受験生生活を悶々と過ごしている人もいるのではないでしょうか。実際、受験のために覚えさせられた数学の定理等が、社会に出てから必要になる場面はほとんどないでしょう。

ただ、受験を通して身につけた、「目標を達成するためのアプローチ法」は、その後自分の人生で何度も何度も必要になってきます。

社会に出てからは仕事でも、生活でも、様々な場面で目標を立てて、その目標をどうやって達成するか、そんな場面の連続です。

当然ながら、そのアプローチ法が適切な人ほど、目標を達成できる可能性は高まると思いますし、社会に出てからも様々なアプローチを試していくことになります。

受験とは、「夢や目標をかなえる方法を学ぶのに最適なイベント」である。

20年以上高校受験に携わった私なりの「受験」に対する考え方です。  公立高校の一般入試まで残りわずか。志望校の倍率に関係なく、最後まで目標達成のためにベストをつくしてガンバレ!!

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