郵便番号からの気づき
新年度が始まって3週間が経とうとしていますね。皆様,いかがお過ごしでしょうか。
今日4月20日は郵政記念日ということで,今日は郵便に関係する話をしたいと思います。
弊社でもお客様のところへ郵便物を送ることがよくあります。その時に必ず書くのが郵便番号です。
ここで問題です。
郵便番号は現在7桁ですが,以前は何桁だったでしょうか?
正解は…「3桁」または「5桁」です。
1968年に郵便番号が初めて導入されてから30年間「3桁」または「5桁」でしたが,
1998年に,それまでの郵便番号の末尾に「4ケタ」または「2ケタ」の番号をつけて,現在の7桁形式になったようです。
そして,この郵便番号,鹿児島は「上2桁」が「89」となっています。
この上2桁の番号は全国では以下のようにつけられています。
東京(10~19)関東甲信越(21~40),
東海(41~51),近畿(52~67),
中国(68~75),四国(76~79),
九州(80~89),沖縄(90)
北陸(91~93),新潟(94,95)
東北(96~99,01~03),北海道(04~09,00)
「『北から南』というわけでもなく,どのような順番でつけられているのだろう?」と思うこの番号ですが,つけ方には法則があり,3桁または5桁の郵便番号設定当時の状況が関係しているみたいです。
郵便物が最も多い東京を起点とし,郵便物輸送の主体だった東海道本線や山陽本線などの鉄道線路に沿って関東甲信越→東海→近畿→中国→四国→九州→沖縄と南下したあと,大阪から青森までの鉄道線路に沿って,北陸→新潟→東北→北海道の順でつけられているようです。
また,沖縄返還(1972年)を見越して90番が確保されたり,人口増が見込まれる地域は空き番にされたりと工夫もあったみたいです。
調べてみて,生活に身近な郵便番号はこのように当時の状況を考えて付けられていたのだなあと感じました。
私も,東京や九州の番号は知っていましたが,他の地域のつけ方の決まりは初めて知りました。
郵便番号だけでなく,生活に身近なことも調べてみると,今まで知らなかったことと出会えるかもしれませんね(*^-^*)
私も日々の気づきを大切にしていきたいと思います。