G.W明けて
こんにちは,教育振興会の山之内です。
G.Wを待ち構えていたかのように,活動を活発化させる桜島。
桜島の噴火が全国ニュースになるたびに,県外の友達から「大丈夫?」と聞かれるのは「鹿児島県人あるある」ですね(笑)
さて,弊社のG.Wは,ありがたいことにカレンダー通り。スタッフ各々,長い休日を満喫したようでした。
私はというと,人込みが苦手なので基本的に家でじっとしていましたが,「東海道五十三次を全部見られる」という謳い文句に元日本史系の血が騒ぎ,混雑覚悟で市立美術館の「広重展」に行ってきました。
中学校の歴史の教科書にも出てくる歌川広重,53枚(2枚は同じものの別刷りがあり,実際には55枚)の版画を順番通りに見ることで,また新たな感動がありました。
一番衝撃(笑撃)を受けたのは,35番目の「御油」
宿場町で,女性が旅人の荷物を引っ張って,強引に宿に連れ込もうとしている絵です(笑)
広重と関係ありませんが,これも中学校の歴史の教科書に出てくる,江戸時代の寺子屋のようすを表した絵。
これもなかなか衝撃的(子供たちの様子が…)です。
気になる方は,教科書やネットで検索してみてください。
学生時代は,テストや受験のために「歌川広重=浮世絵=東海道五十三次=化政文化」などと必死に覚えるだけになってしまいますが,大人になって,テストや受験からはなれた立場で改めてその作品に触れてみると,「実はこんなに面白かったのか」ということに気づくことが多々あります。
もちろん,面白さに気づくためには,「歌川広重=浮世絵=東海道五十三次=化政文化」と基本的な知識は絶対必要です(^^)
「何のために勉強するのかわからない(=_=)」と思っている中学生へ。
「勉強は自分の人生を楽しくするためにするんですよ」