東京オリンピックが楽しみです
こんにちは。教育振興会の中尾です。
みなさんもご存じだと思いますが、卓球のアジア大会で17歳になったばかりの
平野美宇選手が優勝しました。何だアジア大会かと思わないでください。
現在、女子の世界ランキングベスト10のうちアジアの選手が9人しめており
(ドイツの選手が7位ですが、その選手は中国の帰化選手です),アジア大会で
優勝することはほとんど世界大会で優勝するのと変わらないからです。
これまで、中国選手の壁は高くて、この牙城はなかなかくずせないだろうと思って
いましたが、平野選手はなんと準々決勝で世界ランク1位の丁寧選手を破り、
その勢いで、準決勝は2位の朱雨玲選手、決勝は5位の陳夢選手にストレート勝ちし
アジアチャンピオンとなりました。
私も中学時代から卓球をやってきたものですから、最近の日本選手の活躍はうれしい
かぎりです。これまで卓球は根暗のスポーツとか言われて悔しい思いをしてきましたが、
リオオリンピックでのメダルの獲得などで注目されて、福原愛選手以外の選手もやっと
一般の人たちに認知されるようになってきました。
そして今回の優勝です。打倒中国が見えてきました。東京オリンピックでは個人だけでなく
団体も金メダルを取るのが現実のものとなってきています。ちなみに以下が上位の日本選手の
世界ランクです。
4位 石川佳純(24歳)
8位 伊藤美誠(16歳)
9位 佐藤瞳(19歳)
11位 平野美宇(17歳)
21位 早田ひな(16歳)
22位 橋本帆乃香(18歳)
24位 浜本由維(18歳)
若い世代が次々と育っています。男子でも13歳の張本選手(世界ランク61位)が楽しみな存在です。
若い力は、怖いもの知らずの強さもあると思いますが、日ごろの練習の積み重ねなくしてこのような
ことはできません。リオオリンピックに選手として出場できなかった悔しさをバネに、
このままではいけないと、自分の卓球を変えることに挑戦してそれができた平野選手は本当にすごい
と思います。
落ち込むようなことがあっても、それをプラスに変えようという前向きな姿勢を持ちたいですね。