昔話からの気づき
こんにちは、
6月も後半に入り、2020年も半分過ぎようとしていますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
梅雨であることと、コロナの影響で、例年よりDVD鑑賞や読書の時間が増えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も最近、家で息子と一緒に昔話の絵本を読んだり、昔話のDVDを鑑賞したりことがあるのですが、その中で
「この話には、こんな展開や結末もあるんだ・・・」
と改めて気づかされることがあります。
例えば、「三匹のこぶた」です。
この物語はイギリスの昔話で、「三匹のこぶたが親元から離れ、一番目の子豚はわらの家、二番目の子豚は木の家、三番目の子豚がれんがの家を作り、そこにオオカミが現れて一番目と二番目の子豚の家を吹き飛ばして…」という話ですが、
その後、一番目と二番目の子豚、そしてオオカミがどうなったのかという結末にはいろいろあります。
①一番目と二番目の子豚が三番目の子豚の家に逃げてきて、オオカミを一緒に退治する
②一番目と二番目の子豚がオオカミに食べられてしまった後、三番目の子豚がオオカミを退治する
※②の話が、イギリスの昔話の原典に近く、途中、オオカミが三番目の子豚をお祭りに誘い出すなど二人の攻防の見られる話もあるそうです。
私は①の話を知っていて、今回一緒に見たDVDは②の話だったので、初めて見た息子よりも私の方が「そんな展開なのΣ(・ω・ノ)ノ!?」とびっくりしながら見ていました。(一方の息子は、三番目の子豚とオオカミのやりとりを見て楽しんでいました)
大人になって昔話に触れると、子どもの時と違う視点で考えるんだなあと実感した一場面でした。
日本の昔話は「お伽草子」(歴史で習いますね)に由来するものが多いですが、調べてみると、今の絵本で紹介されている内容と少し異なる場面もあるようです。
なかなか昔話の絵本を見る機会もないと思いますが、子どもの時とは違う気づきもあると思います。
たまには昔話の絵本を読んでみるのも面白いですよ (*^-^*)